幼稚園と保育園の違い?保育園における4っの問題点

今の日本人の多くは悲しい位乳幼児期に対しての知識は乏しいと思われます。

従ってこのような論文を読まれて乳幼児期の大切さを勉強して欲しいと思います。

     

                      はじめに

現代社会は昭和40年頃の社会と比較して心と体の健康がかなり悪くなって来ています。そこで何故これだけ悪くなった原因と対処の方法論の心の部分を論じたいと思います。

 

社会の流れについて

昭和40年頃までの心の健康はきわめて健全で当時の日本社会において不登校、二―ト、幼児虐待、こんなに多くの離婚、街には落書きとか、放火がない時代でした。

この様な社会になった一番の原因は保育制に問題があり、特に3歳未満を預かる未満児保育の導入以降悪くなったのです。当時の保母会は今日のような社会になるといって、未満児保育に対して反対運動をしたのです。

 

未満児保育の始まりが昭和30年中頃から終わり頃と聞いています。その子が中学生に成長した昭和50年頃から少しずつ教育問題は悪化の一途をたどって来ているのです。

 

この事が自民党から共産党まで誰が政治を行っても心と教育問題は良くなることはありません。政治を志す人は、幼児期のあり方を良く考えて見直して欲しいと思います。

 

昔日本軍が中国へ攻めて行った時、当時の国民の8割は賛成と聞いています、戦争に負けたら軍隊が悪いとか、マスコミが悪とか言っていますけど、国民が悪いと言うのは聞こえて来ないのです。

 

現代も保育園制度が悪いと国民もマスコミ、政治も言わないのは、戦前の日本人の体質と同じではないかと思います。

 

国民の方から保育園の要求が多く出ていて行政も30年程前位までは、まだ早いからかわいそうと言って押し止めたのです。ここに民主主義の欠点があるのです。

 

今の少子化政策の間違い

今の日本は少子化政策と言えば保育園とすぐ口にしますが、これも不思議な発想で今結婚している夫婦は2.3人の子供がいますが、結婚していない女性がいるので1.4人位に下がるのです。

 

従って保育園を作るというのは、結婚している夫婦を応援することになりますから、2.3人以上の子供を生みなさいと言っているようなものです。

 

しかし2.3人の子供がいれば大学までの生活費と教育費を考えた時これ以上子供を生むのは無理難題です。従って保育園を作るのは少子化政策でもなんでもないのです。

もし本当の少子化政策をしたいのであれば、いかに若い人を結婚させるのかと言う事でしょう、昔フランスで行った制度に習い40歳以下の独身者から税金を取ってその財源で第子は月万円、第子は月万円、第子は月万円ほどの受給があれば

 

結婚しなければ損だと考え結婚する人も増えると予想されます。

今の日本の国土の広さでは5千万人位の人しか食料自給出来ないと思います。昭和30年頃日本の人口千万人位の時この国は人で沈没すると言う時代でした。

 

従って移民として海外へ送り出した時代だったのです

50年後の地球の人口と食料を考えた時、この政策が良いのか悪いのか多分神様しか分からないと思います。

               

                どうすれば良い子に育つか

  まず良い子とは、愛のある子、強い意志力のある子、または俗に謙虚で明るい子、プラス健全な体が備わった子が良い子だと思います。

 

そのような子を育てる一番の基本は自分自身が健全でなければなりません。 次に人間形成において0~3が一番重要なのです。

 

この時期脳細胞の成長スピードが最も速く才位で脳配線が終わってしまうのです。事実三つ子の魂100まであるいは、、と言うことわざがある位ですから先人の人はここは重要であると言う事は知っていたのです。

 

ある大学の先生の言葉では3才までの行動はその後の人生行動に強い影響を与えその8決まると言っています。つまり学力低下もイジメも根本原因はここにあり、この時期の在り方が大切になってくるのです

 

それには子供と一緒にいて愛情かけて育てることが重要です。、そうする事によって脳の一部に愛情脳がインプットされるのです。

 

次に子供にとってその時期母親のヒザが独占できたかどうかで、性格随分違ってきます。子供の欲は自分だけのお母さんの独占欲なのでしっかり満たしてげて下さい。

 

愛情は与え続けるだけではダメで、2~3才児位に1~2回程度の挫折感を与えることが大切なのです。今の時代は子供にとってはおいしいものがまわりに一杯ありますが、そのような物は子供の健康にとって良くない物が多くそれを取り上げる事が重要です

 

。私が思うに白砂糖問題の観点から缶ジュースたぶん歯並びが悪くなる)、ジャガイモに芽が出ては困るのでコバルト照射つまり放射能問題でポテトチップス、少ないと思いますが白血病などあります)。

 

なお挫折感を与える時は叩くのは駄目です。叩くとその子が親になっ た時、同じように叩くような子育てを行い、虐待の負の連鎖になるのです。

 

何年か前この問題をテレビで見ていた時、北欧のとある母親の話では1時間位掛けて子供を説得すると聞いてスゴイと思いました。なお我慢した時は

「よく我慢したね」とほめて上げて下さい。

 

日本社会の子育ても昔は子供は神の子と言って叩いてはダメといって諌めた言葉があるのです。  現代は離婚の増加、0才保育、核家族、人々のサラリーマン化、男女雇用均等法など、よってたかって次世代の子をダメにしているのが現実です。

 

その結果不登校、二―ト、いじめ、学力低下、各種犯罪、昔の女の子は嫁に行く時は愛があれば良いとよく聞きましたが、今は身長とか給与が先になると聞くと愛情不足だと思ってしまいます。

 

3才以後の子育てのポイントは主に3つ程あります。1つは子供に寂しい思いをさせない。2つ目は自我の確立の世代ですから友達同士の遊びなど通して良いとか悪い事の判断をさせる。

 

またお絵かきや、レゴブロックによる遊びなどは、豊かな発想、集中力などを高めるためのサポートなのです。なおこの時期は保育園へ入園させるよりも幼稚園のほうが良いのです。

 

3つ目は6~7才以上対象の話になるのですが、なお幼児期はここら辺で終りでここから少年少女期に入ります。

 

母国語以外の言語はここまでに教えないと発音が違ってきます。ここから大切なのは親の見ていないところで、友達と物事を決められる事が出来るかどうかが大切なのです。

 

この事をやっていないと人間として独立出来ず、新婚旅行も親と相談する事になると思います。なお反抗期は親から独立する為の準備期間だと思って下さい。

      

                 愛情不足による弊害

愛情不足による弊害は5っほどあるのですが一番深刻な問題を書いて見ますと、昔の日本社会のお母さんは愛情豊かで育ったお母さんが多く子育ては天性だと言って子育ては楽しいというお母さんが一杯いたのです。

 

女の幸せは結婚あると言ったのはこの時期の子育てが楽しいく幸福感を感じていたのだと思います。当時の男性で性格の悪い人も一杯いたのに離婚が少ないのは、子供を思う母性が強く我慢強い人が一杯いたのです。

 

従って離婚をする時も子供を置いての離婚は少なくそれだけ子供を守ろうとする母性の強い時代でした。 

今は未満児保育で育ったお母さんつまり愛情不足で育ったお母さんが数多く子育てしている時代なので子供が生まれても可愛く思えないとか、

 

育児をするとストレスを感じるとか、離婚が多いのも愛情不足が根本的な原因のひとつだと思います。 

そこでもう一つ困るのはそう言うお母さんに育てられた子次に親になった時はもっと悪く子供を育てる可能性高いと思っています。つまり負の連鎖なのです。

 

幼稚園と保育園の違い

幼稚園と保育園の違いは細かく見ると10箇所位の違いがありますが、子供の視点で捉えて保育園はつの問題点があります。

 

この事が、幼稚園は良い子が育つ制度で、保育園はそうでもない子を育てる要因となっているのです。

 

保育園卒園の子の小学校、中学校は問題児も多く学校の先生も頭が痛いと思います。最近では1チルドレンの多数の出現でこれなどは明らかに保育園から発生しているのに誰もそこのところを指摘してしていないのも困った現象で仮に分かっていても喋ると角が立つので黙っている方が得だと判断したと思われます。

 

幼稚園卒園児だけで構成されている全国の付属小学、中学などは全く問題ないのはその良い例です。従ってそこの学校は幼稚園卒園の子か保育園卒園の子の構成比率で人間的にも教育的にもレベルの差は分かると思います。

 

つ目の問題は才児未満を預かる未満児保育です。この事が保育園の最大の悪い理由でここをやめれば私の考えでは、日本社会はかなり良くなると思います。幼稚園では基本的に預からないし、日本の子育ての歴史においてこう言う事はありえなかったのです。又こう言う制度を導入する昭和30年終わり頃の当時の保母会は今日のような日本社会になると言って反対運動をしたと聞いています。事実その子達が中学、高校になった昭和50年代から少しずつ悪くなってています。理由は前の章に書いた愛情不足による5つの弊害です。

 

つ目の問題点は、保育園は昼から行う昼寝はありますけど、幼稚園はありません。この違いも大きく私は、昼寝は問題ありと考えています。 

 

私は保育園卒園の子達、あるいはその母親たちに保育園で嫌なことはなかったですかと質問した時の答えですが、何で眠くもないのに寝なければならないとか寝たふりしていたとか、子供のお母さんからもうちの子も昼寝が嫌いだと言っていたと言う答えが数多く返ってくるのです。

 

幼児期と眠りについて考えた場合、0~2才位までは眠くなって来るとグズルのです。この行為は「お母さん」「お母さん」今から私は寝ますからしっかり見守って下さいと本能的にシグナルを送っているのです。

 

そこでお母さんは抱っこしたりおんぶしたりして、子供にぬくもりを伝え子供の体温を高くして(体温が高くならないと眠りに陥りません)寝やすい状態を作り子供が安心して眠りにつくのです。

 

3~5才位の子供はグヅリませんし、抱っこも、おんぶもいりませんが、「お母さんここにいて」とか「お母さん一緒に寝よう」と言って安心感を求め安心して眠るのです。

私はこの昼寝問題も不登校の原因のつになっているのではないかと思われます。小さな子供にとって嫌な事をされれば将来は積極的に前に出る力が弱くなるのは事実です。

 

私の調べでは6~7割方は昼寝嫌がっていますけど、残りの人は昼寝は嫌がっていません。保育園卒園の子と幼稚園卒園の子の不登校の割合を調べると圧倒的に保育園卒園の子が多いと思われます。

 

ただし幼稚園卒園の子でも未満児保育園から幼稚園へ入園した子は不登校の確立は高いと思います。本当はここの部分を調査をして発表すると日本の不幸はつ減ると思いますが、社会が混乱するので分かっていてもやらないと思います

 

昼寝する頃は確かに疲れて子供の昼寝は必要なのです。ベトナムではその頃一度家に帰して再び登園すると聞いていますので、多分ベトナムの子供も昼寝が嫌いなのでそうしていると思います。  

 

では何故幼児昼寝を嫌がるのか、それは夜泣きは何故するかと言う理由がれば納得すると思います

 

赤チャンはそもそもいつの時代生まれたか、生まれた場所が安全かどうか分からないのです。太古の昔は洞窟で生活していたと考えられ、そうすると夜小動物が出て来て赤チャンを襲ったと考えられます。

 

それでは赤チャンとしては困るので自分の身を守る為に、お母さんに寝てもらったら困るので夜泣きをするのです。俗に明け六つなると夜泣きが止むのは小動物が帰る頃なのです。

 

戦前社会をよく知っている年配の人に乳児とネズミの関係を聞いた時戦前の家は機密性がないので、時々乳児はネズミに殺されたと聞いています。

 

夜泣きは不思議と女の子が多いのです。何故女の子が多いのは将来自分も子育てする時、夜泣きする子を抱っこが出来るように、やらさせているのではないかと思います。

 

この事は男性が育児の主役を行ってはいけない理由のつで夜泣きしている赤チャンを長いとき時間位抱っこしているのは難しいと思います。  

 

3~5才児の子は抱っこもおんぶもいりませんが、寝る時は本能的に動物に襲われてあぶないと思い、そこでお母さんにここにいてと言って安心を求めて眠ることが出来るのです。

 

保育園では保育士人に子供は10~20人程ですから信頼関係が薄くどうしても情緒不安を覚え寂しい思いをし、将来は積極的に前に出る力は弱くなります。

 

3つ目の問題点は教育問題なのです。一般の人は、教育問題は学校へ入学してからと考えていますがでは遅いのです。

 

そこで幼稚園と保育園の教育の差ですが、一般の人は園舎を見学しても子供は遊んでいるだけで違いが分からず幼稚園も保育園も同じだと思ってしまうのです。

 

しかしプロの幼稚園の先生方は子供の目の輝き、子供の遊び方でその園はうまく教育されているかどうか分かるのです。

 

一般の人はそう言う評価では分かりませんから、その見分ける方法は園全体でどのような絵を描いているかで大体分かります。

 

幼稚園見学に行って幼稚園児が描く絵がほぼ全員が上手に描いていていれば素晴らしい幼稚園でしかも毎年、毎年、全員でと言う事が大切なのです。

 

絵を上手に描くには4つの能力が必要です。それはやる気、集中力、記憶力創意工夫、別の言葉で空想力このつの能力は主に6~8才位までにはに身につくのです。

 

このようなつの能力を身につけた子はなんでも大体出来ると思われます。ただし全部の幼稚園が全員素晴らしい絵を描くとは限りませんから自分で調べて下さ

い。

保育園の場合上手下手の格差があるのが困るのです。上手な人は良いけど下手な人は先程のつの能力が乏しいと思われます。

 

 

4つ目の問題点は保育士における幼児虐待問題で、この問題はよく考えると深刻な問題でなかなか解決は難しいと思います。

 

毎年、毎年幼児虐待は増えているのです。私は基本原因として未満児保育だと思いますが、そう言う愛情不足で育った子とか、虐待された子とかが保育士になった時どうなるか考えた場合、虐待の連鎖の可能性が時代とともに増えると予想されます。

 

事実私の知っている人の友人で子供が嫌いで保育士になったと言う人もいるくらいですから。

幼稚園は、入園は基本的には3才以上からですのである程度大きくなっての入園ですからそのような事に会わずに済むし、教育施設なので帰る時間も早いのです。

 

保育園は朝早く夜も遅くの勤務ですから保育士の人はストレスがたまる可能性が高くそうする現象は否定できません。

      

             私の文書に対してのコメント 

 

 早々にお手紙ばかりか、保育に関する貴重な文章を送り頂きまして誠にありがとうございました. にも拘らず、年末年始は各行事や第4回出版本編集など多忙に追われ、お返事が誠に遅れましたことを、まずはお詫び申し上げます。

 

それにつきましても、さすが幼稚園PTA連絡協議会会長さんであっただけに、保育に関してその深い洞察カや様々な保育にまつわる不合理、つまり子供の心身の成長にそぐわない、ややもするとマイナス要因になっているその原因を、整然とした理論で説かれているお話には、目の前のうろこが落ちたような気持で拝見させて頂きました。

 

特に3才までの子供に対に対する愛情の大切さや、保育所と幼稚園の違いが生じる子供への影響の大きさには、これまで誰も語らけなかった問題だけに、改めてその深刻さを知ることが出来たように思っています。

 

また午睡が及ぼす、子供へのストレスと言いましょうか,当会でもこれまで寄せられた多くの証言からも、何かしらの害はあっても、子供にとって利のないことが、お話からその理由が更に明らかになった気持ちが致しました。 

 

それ以外にも保育に関して,様々なご指摘がありましたが、そのすべてに納得がいく思いで拝見させて頂きました。

 

ところで当会では、近日中に第4回出版を予定しておりますが、今度は保母による子供虐待という問題を回避するためには、どうすればよいかという点について重点を置いたものになっています。

 

そこでお願いしたいと思いましたのは、良い幼稚園と劣悪幼稚園の相違点についてや、子供にとって良い幼稚園のメリットなどの御意見があれば、ぜひお聞かせ願いたいのです。

 

また子供にとって給食などの食生活も大切なのですが、では保育施設によっては福島さんのご意見のように劣悪な給食ではアトピ-などの原因にもなっているのではないかという意見が多数の会員にありました。  

 

この点についてももしご意見があれば、ぜひ教えて頂きたいと思っております。

 

とにかく毎日が保育の勉強と,会員一同考えておりますりで,出来ますればいろいろご指導して頂ければありがたく思っております。

 

その上でもしよろしければ、子供にとって悪影響を与える保育園についてや良い影響を与える保育園についてのご意見を当会出版本を通じてぜひ多くの読者に発表して頂けませんでしょうか。

 

お忙しい事とは、存じておりますがその点に付きましてぜひ御一考下さいますようお願い致します。 

 

それでは季節柄お風邪など召されぬよう、お身体ご自愛下さいますようお願いもうしあげます。 会員一同ご連絡お待ちしております。

          

          幼児虐待保育研究会   代表 中村季代